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   聞き書き・島の生活誌6 いくさ世をこえて 沖縄島・伊江島のくらし


蛯原一平・安渓遊地 編/A5判 114頁/定価1,050円

沖縄、奄美の戦前・戦後の島の歴史やさまざまな伝承と
くらしの知恵を聞き書きでまとめたブックレット第6弾。

本書は沖縄島と沖縄島本部港から30分の離島・伊江島のくらしについて7篇を収録。猪垣、かつて沖縄島北部あったユッパー、安仁堂の集落について、「いくさ世を引きずって来た」人々の話など。

目 次
第1章 猪垣のあるムラ・奥の暮らし
奥に田んぼのあったころ/猪垣が囲むムラ/イノシシと豚/奥の宝/ツルの利用/さまざまな植物の利用/アブントゥあたりのこと 
第2章 そしてユッパーが消えた
ユッパーとその近隣/ジーブ開墾のこと/戦前のユッパーの暮らし/戦後のユッパーの暮らし/ユッパーから田嘉里へ/父のこと/ハブのこと/母親のこと/宜保家のこと 
第3章 基地の中の村アニンドーの思い出
安仁堂への入植/安仁堂の暮らし/生き物たちとのかかわり/通学路のこと//安仁堂最後の日/戦後の安仁堂 
第4章 知花に田んぼがあった頃
林の利用/田んぼの話/田んぼの周りの生き物たち/畑の作物など/身近な木/屋敷内の池/ 家畜の話/脂の話/ 道草の話 
第5章 「わかる」と「できる」は違う
石でできた柱/竹で作った壁/屋根のいろいろ/カッティと呼ばれる人/医者代わり/仕事の要領/戦争の影響/身近な自然の中身/艦砲ヌクェーヌクサー/残しておきたいと思うこと 
第6章 竹細工のシマ
バーキ作りの話/土地の利用方法/里の植物利用/ガジュマルと井戸の話/シマの変化 
第7章 いくさ世のあとさき
伊江島でもソテツは恩人/緑肥にはソテツの雄花やアカギなど/ハヤモで屋根葺きのハヤーを刈りました/イチムシは家畜と家禽/燃料・繊維・飼料としてのソテツ/オカヤドカリと風葬/戦争が続いていたんです/いくさ世を引きずっていた/生きるすべを教えられたから生きて来れた 

聞き手紹介
安渓貴子
愛知県生まれ。植物屋。山口大学非常勤教員。主な著作に『森の人との対話――熱帯アフリカ・ソンゴーラ人の暮らしの植物誌』(東京外語大AA 研)など。

安渓遊地
富山県生まれ。ヒト屋。山口県立大学教員。主な著作に『西表島の農耕文化』(法政大学出版局、共著)など。

蛯原一平
奈良県生まれ。イノシシ屋。東北芸術工科大学東北文化研究センター研究員。主な著作に『日本のシシ垣』(古今書院、共著)など。

当山昌直
沖縄県那覇市生まれ。島の動物屋。( 財) 沖縄県文化振興会職員。主な著作に『琉球列島の陸水生物』(東海大出版、共著)など。

渡久地 健
沖縄県本部町生まれ。サンゴ屋。琉球大学非常勤教員。主な著作に『熱い自然──サンゴ礁の環境誌』(古今書院、共著)など。

盛口 満
千葉県生まれ。博物屋。沖縄大学教員。主な著作に『生き物屋図鑑』(木魂社)など。


2011年3月発行

・ 型番
978-4-89982-198-4
・ 販売価格
1,080円(内税)
・ 購入数