• 『聞き書き・島の生活誌7 木にならう 種子・屋久・奄美のくらし』

『聞き書き・島の生活誌7 木にならう 種子・屋久・奄美のくらし』

978-5-89982-199-1

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三輪大介・盛口満編

沖縄、奄美の戦前・戦後の島の歴史やさまざまな伝承と
くらしの知恵を聞き書きでまとめたブックレット第7弾。
ついに完結・理科系ミンゾク学シリーズ!


目 次
第1章 木に教わる暮らし
種子島への移住の話/田んぼのこと/家畜のこと/山の仕事は木に教わります/炭焼きの話/ヤクタネゴヨウについて/さまざまな植物利用
第2章 自分で何もかも作りました
マメの栽培について/田んぼの話/昔の暮らし/さまざまな植物利用
第3章 トビウオの寄せる島
私と田んぼ/緑肥の話/馬の話/平木作りは爺さんの仕事/ウナギ捕り/トビウオ捕りを思い出す/田仕事と海と山
第4章 水辺の暮らし
水辺の暮らし/ハマイヌビワとシャリンバイ/染物の話/山の道/マングローブの利用/シイの実と椎茸/薪の話/屋根の話/身の回りの植物利用/ソテツの思い出/水辺の生き物たち/昔と今の違い
第5章 炭焼きが盛んだった頃
田んぼのこと/炭焼きのこと/ノコギリよりも斧のほうが早い/炭俵はどこから? 炭はどこへ?/家の材料/身の回りの植物や動物
第6章 昔の人に笑われるよ
砂糖の話/ケンムン/家の材料/植物の利用法/長生きの秘訣/裸足とハブ/世間知らず
第7章 川も山も海もない
牛を語る/牛と通う山の田/天水とイジュン/潮焚きのこと/子どもの遊び

聞き手紹介
蛯原一平
奈良県生まれ。イノシシ屋。東北芸術工科大学東北文化研究センター研究員。主な著作に『日本のシシ垣』(古今書院、共著)など。

早石周平
大阪府生まれ。サル屋。鎌倉女子大学教員。ふだんは屋久島のサルの歴史を遺伝子から調べたりしている。

三輪大介
福岡県生まれ。ムラ屋。主な著作に『グローバル時代のローカル・コモンズ』(ミネルヴァ書房、共著)など。

盛口 満
千葉県生まれ。博物屋。沖縄大学教員。主な著作に『生き物屋図鑑』(木魂社)など。



2011年3月発売