• 『おきなわ 野山の花さんぽ』安里肇栄著

『おきなわ 野山の花さんぽ』安里肇栄著

978-4-90092-243-1

1,870円(内税)

定価 1,870円(内税)

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安里 肇栄著
A5判 128頁

いつも見かけるあの花の名前は?
野山や道ばたの身近な花を見て楽しむ写真集




気をつけて見てみると、野山や道ばたには四季を通じていろんな花が咲いている。見慣れたユウナ(オオハマボウ)の花や絶滅危惧種のエビネの花、小さな小さな花のルリハコベ、そして葉っぱは知っているけどこんな花だったんだというンジャナ(ホソバワダン)の花や山の中に咲くサザンカの原種など88科293種を掲載。
それぞれに植物名と科名、沖縄での花の時期を記載。著者なじみの植物には子どもの頃のエピソードも。

●目次
はじめに/花さんぽのすすめ
テッポウユリ揺れて/自生する夏咲きエビネ/幻のナゴラン/大型の野生ラン/真っ赤なデイゴは県の花/ハギは年二回咲く/花のじゅうたんに寝転んで/黄色いヒガンバナ/大小ホウズキ集合/ユウナの黄色い花/ハイビスカスというよりブッソウゲ/「ムーチーガーサ」の香り/タンポポの仲間たち/可憐なキクの花たち/ンジャナは沖縄野菜/どこでも目にする野の花/浜に咲く花々/野に咲くキランソウ/山の中のツバキとサザンカ/春を告げるツツジの花/清楚なバラの仲間/野イチゴを集めて/昼咲くあさがお/ピンクのノボタン/森のスミレ/森の中や道ばやの小さな花/色鮮やかなウリの実/風に揺れる月見草/小さいけれどルリ色鮮やか/草むらの愛らしい花/野山で姿を消したナデシコ/根に寄生するナンバンギセル/草むらで輝くルリ色/海辺のマツバボタン/野のポインセチア/小さな花がかわいいクマツヅラ/豚のエサにされたギシギシ/屋敷の防風林フクギ/葉から芽を出すセイロンベンケイ/なじみのセリやサクナ/きれいな蝶の食草にも/甘い香りのクチナシ/沖縄三大名花のサンダンカ/食べられなくて残念なイモ/嫁入りタンス用に植えられた/花がよく咲く年はご用心/森の中は花ざかり/海辺を彩る花たち/森の中でひっそり咲く花/つり性の白い花/野山に広がるインパチェンス/沖縄の盆栽の定番/実のでぷんが食用に/海外の防潮林モクマオウ/沖縄のモクレン/一夜限りのサガリバナ/芭蕉布の材料となるバショウ/和名索引

著者紹介
安里 肇栄(アサト チョウエイ)
1948年 沖縄県久米島生まれ。
1972年 琉球大学卒業 専攻土木工学。沖縄県土木建築部勤務。
1973年 那覇市役所勤務。
2009年 定年退職
山中の花に見せられたのは、40代半ば過ぎ。ヤンバルの山中でオナガエビネのきれいな花に出逢ったのがきっかけ。以来、休暇にはカメラを担ぎ、ヤンバルに通うようになった。写真が増えるにつれさらに興味が広がり、野山、海岸、田畑の周りなどにも出かけるようになった。定年退職後も、相変わらずカメラを手に野山の散策を続けている。

●発行2013年9月20日